林SPFが生産されるまで~分娩編~

分娩編

今回は以前お話させていただいた「林SPFが生産されるまで」の第二弾、分娩(林SPFがどの様に生まれてくるのか)についてです。

(前回の「林SPFが生産されるまで~交配編~」はこちらを御覧ください。)

豚は一度に何頭の子豚を生む?

豚は一般的に交配してから114日でお産します。お産が近づいてくると母豚を分娩舎(分娩する環境のととのった豚舎)に移動させ、お産に備えます。1頭の母豚から1度に生まれてくる子豚は10数頭、体重は1kg台です。

生まれた子豚はすくすくと育ちます

生まれてきた子豚は母乳を飲んで成長していきます。この時期の母豚は母乳を出すために一生懸命餌を食べ、子豚を育てます。母乳には子豚の免疫にとって重要な成分が含まれており、子豚を病気から守ってくれます。

また、子豚は成長に連れて少しずつ固形の餌を食べていきますが、最初は餌そのものに慣れさせるための餌(餌付け用飼料)を与えます。この後しばらくは母豚と一緒に生活をしていきます。

次回は林SPFが生産されるまで~離乳編~です。

綱島養豚場の思いを込めた林SPFポーク看板ができました。

綱島養豚

子どもたちに食べさせたい豚肉づくり

綱島養豚場(株式会社ツナシマ)はお父さんの代から君津市で養豚場を経営しています。君津市は亀山ダム湖や最近では濃溝の滝が有名なところで、綱島養豚場は亀山ダムから程近い南東部、亀山地区の自然豊かな場所にあります。

そんな綱島さんご夫妻が昔からよく言っていたのが「子供たちに食べさせたい豚肉を作る」ということでした。「子供には安全で安心、そしてなによりも美味しいものを食べさせてやりたい」と思うのが親心。自分の子供に自信をもって食べさせられる豚肉を作り、それをみんなにも食べてほしいと常々口にしています。

地元の方たちへの豚肉販売

林SPF豚肉は好評をいただき、東京や千葉周辺では精肉を購入することができます。しかし残念ながら地元である君津市で、綱島養豚場の林SPF精肉を販売する肉屋さんがありませんでした。

そこで今から12年ほど前、先代が養豚を始めた直後から40数年お付き合いがある鴨川市の山豊商店さんに豚肉の注文を取り、ご自身の農場で生産された豚肉を奥さんが月2回地元での配達を始めました。現在のお客様の軒数はなんと百数十軒になります。

地元の方々に自分たちの生産した豚肉を食べてもらいたいとの思いが強い綱島さん。そんな綱島養豚場の豚肉を皆さん心待ちにしてくださっています。

亀山生まれ亀山育ちみんなの笑顔のまんなかに林SPFポーク

亀山生まれ亀山育ち みんなの笑顔のまんなかに林SPFポーク

地元君津でも大人気の綱島養豚場の豚肉。そんな綱島養豚場の思いを地元の方たちを始め、多くの方に知ってもらいたいとの気持ちから綱島養豚場の看板を設置しました!綱島養豚場の近くにある房総スカイラインの終点に看板はあります。

「亀山生まれ亀山育ち」の文言は、大好きな地元亀山を大切に守りたい、そしてこの場所でずっと養豚を続けていきたいという綱島さんの思いを文字にしたものです。

これからも美味しい豚肉を生産します

今はお肉屋さんで流通の研修をしているご長男も、今年9月には帰ってきて農場に入ります。おじいさん、お父さん、そして息子さんと繋がっている「美味しい肉つくり」にかける情熱!ますます頑張る綱島養豚です!!

綱島養豚場(株式会社ツナシマ)について

林SPFが生産されるまで~交配編~

生産の記録は大事です

交配(種付)について

今回は林SPFの生産にとって大切な交配についてお話したいと思います。

種付けは養豚の要!

各生産農場には雌豚と雄豚がいます。まずこれらを交配(種付け)させるところから始まります。雌豚の発情に合わせて交配を行いますが、この発情を見逃さないようにすることが重要になります。そのために普段から豚の様子をよく観察する必要があります。

養豚場では交配して生まれてきた豚を出荷します。そのため養豚においてはこの種付け作業が非常に重要なのです

受胎確認は人の目と機械で

種付け作業が終わってもすぐには安心できません。しっかりと種がついたか(受胎したか)を確認しなければなりません。
この受胎確認は豚の発情周期(21日周期)に合わせて行います。この時に発情が来ていなければ種がついた証拠です。基本的には人が豚の様子を見たりして確認を行います。

また、確実に受胎しているかを見るために妊娠鑑定機を使用する農場が多いです。この鑑定機、人間のエコー検査と同じような感じで母豚のお腹の中をみることができるのです!

次回は林SPFが生産されるまで~分娩編~です

Facebookでは林SPF生産者の作業の様子を公開しています。ぜひご覧ください!

林SPFが生産されるまで

林SPF-子豚-

林SPF豚肉はどの様に生産される?

皆さん、豚ってどの様に育てられているかご存知ですか?普段、豚が育てられている様子はなかなか見ることができませんよね。今回は林SPFがどの様に生まれてきて出荷され、皆さんが購入するまでに至るのかについてお話させていただこうと思います。

養豚場には大きく分けて "種豚" (林SPFの親豚で、雌と雄がいます)と "肉豚" (林SPF豚として出荷される豚です)が飼育されています。

林SPF豚はSPF種豚を交配させ、生まれてから約180日ほどで出荷されます。

この交配から出荷まで、以下のようなステージに分けてお話させていただきます。

  • 交配
  • 分娩
  • 離乳
  • 肥育(子豚期・肉豚期)
  • 出荷

まずは交配編です。

養豚場の夏場対策-暑い夏に備えて-

林SPF

暑い夏がやって来る!!

6月に入るとまるで真夏のように暑い日もやってきます。梅雨が過ぎるといよいよ本格的な夏です。

北総の大地は利根川からのそよ風がここちよく、真夏でも比較的過ごしやすいとはいえ、やはり夏が苦手な豚にとってはつらい季節です。豚は汗腺の発達が未熟で汗をかけないので夏がとっても苦手なのです。

「夏場対策」は各農場でいろいろ工夫をして様々な対策を行っています。(これはまた別の機会にお話ししますね。)

まずは十分な水を飲める環境づくり

今日は夏に備えて「水飲み」の点検をしました。

「水飲みの点検なんて今更ですか?」とお思いでしょうが、夏の暑いとき十分に水を飲める環境が作られているということは基本中の基本、とても大事なことなのです。

日々使っていると、水は出ているはずだ・・
と気にすることもなくなってしまいますが、点検してみると、思ったほど水が出ていなかったり、汚れていたり、改めて基本の大事さを感じます。

ここ数年は、人間でも「熱中症対策には早めの水分補給が大事」といいます。まずはおいしくてきれいな水を十分に飲める環境作りが第一です。