春先の急な温度変化は豚にとっても大変

林SPF

豚も人も体調管理が大切

寒かったかと思えばいきなり夏のような暑さ・・・人も風邪をひいたりと体調を崩してしまいます。

この時期の「体調管理」が難しいのは人間だけではありません。日中暑かったのに夕方から急に冷え込んだりすると大変!!農場にいる豚たちも咳をし始めたりして体調を崩すことがあります。

風邪は万病のもとといいますが、豚も体調がよく、モリモリ餌を食べてすくすくと育ってもらうことが一番!そのために細かな点を注意しながら飼育しています。

林SPF

豚の成長に合わせた温度管理

寒暖差や隙間風は豚の成長の大敵です。「過保護」すぎるのはダメですが、しっかりと豚を見て管理することが重要です。夜寒くなるようであれば外気が入らないようにしたり、逆に天気のいい日は農場内に新鮮な空気を入れるなど、細かく管理します。

生まれたばかりの豚と出荷間近の豚では当然、快適な温度が違います。そのため成長に合わせた管理が重要です。

豚の状態をみて、体調を崩さずにしっかりと餌を食べ、すくすく育つような環境づくりを日々行っています。

林SPF生産者とデンマーク養豚研修にいってきました

デンマーク

デンマークでの養豚研修

9月下旬にデンマークへ養豚研修に行ってきました。なぜデンマークに?と思われる方もいると思います。実はデンマークはヨーロッパでも農業が盛んな国で、特に豚肉生産が盛んな国なのです。

デンマークの養豚とはどの様なものなのか、実際に農場を見学したりして今後の養豚経営に活かそうということで研修に行ってきましたので、その様子についてお話したいと思います。

今回はデンマークと養豚についてお話します。

デンマーク

デンマークってどんな国?

デンマークは北欧諸国の国の一つで面積は日本の九州とほぼ同じ約4.3万平方km(グリーンランドとフェロー諸島除く)、人口は約570万人です。

社会福祉の充実した国としても知られ、2017年の世界幸福度ランキングでは世界第2位となっています。首都コペンハーゲンは宮殿や歴史を感じる古い町並みが広がり、日本から観光で訪れる日本人も多いところです。

デンマークと養豚について

そんなデンマークは最初にお話したとおり養豚が盛んな国です。日本への輸出も盛んで対日輸出においては豚肉が最大の輸出品となっています。また、豚の育種改良も盛んに行われており、日本でもデンマークの養豚事情について興味を持たれている生産者が多いです。

養豚経営戸数については昔と比べて減少していますが、国全体での飼養頭数は増えて一件当たりで飼われている豚の数は増えています。これは日本でも同様です。また、アニマルウェルフェアという考え方が非常に浸透している国で、養豚場もその考え方に沿ったつくりとなっています。

次回はデンマークで見学した農場などのお話をします。

林SPFが生産されるまで~出荷編~

林SPF

出荷編

今回は以前お話させていただいた「林SPFが生産されるまで」の第5弾、出荷についてです。

出荷される豚はどのくらいの大きさ?

愛情いっぱいで育てた豚も半年経つと一人前の豚に成長します。
生まれてから約180日経つといよいよ養豚の集大成、出荷です。出荷時の豚の体重は約115kg!生まれたときが約1kg台ですから、半年で110kg以上体重が増えたわけです。

出荷に適した体重かどうかはまず人が確認します。確実に重量を確認するために豚専用の体重計を使用して計測したりもします。

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出荷するまで気が抜けません

出荷された豚は市場会社や問屋さんを経由してスーパーや小売店、飲食店へと運ばれ、提供されます。

肉質に大きな影響を与える要因として、ストレスがあります。普段の飼育環境・通路の移動・出荷の際の積み込み、そして輸送中と気が抜けません。体の割にいろいろなストレスに弱い豚。だからこそ飼育する人たちの温かい気持ちが大切になります。

林SPFの取扱店についてはこちらもご覧下さい。
林SPF取扱店・販売店について

林SPFが生産されるまで~肥育編~

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肥育編

今回は以前お話させていただいた「林SPFが生産されるまで」の第4弾、肥育についてです。

豚は生まれてから出荷まで約180日育てられます。この間に体重は110kg以上増加します。そのため、豚の成長に合わせた飼育管理が重要になります。成長するに連れて適切な温度も変化しますし、一日当たりの餌の摂取量や飲水量も変わります。

餌をしっかり食べているか、水は十分飲めているか、暑さ寒さは大丈夫か、体調の悪い豚はいないか・・・など毎日しっかりと観察してあげます。この様な日常管理が美味しい豚を育てるには欠かせないのです。

成長に合わせて餌を切り替え

離乳編でお話したように、離乳した子豚は成長するに連れて穀物が多く入った餌を食べるようになります。生まれてから出荷までには以下のように餌を切り替えていきます。

離乳後はしばらく人工乳を給与します。生まれてから約70日たつと子豚用飼料へ切り替えます。子豚用飼料を給与する期間(生後70-120日)は豚の筋肉が最も発達する時期です。この時期にしっかり餌を食べることで、体も大きく成長します。

出荷2ヶ月前(生まれてから120日)程になると子豚用飼料から肉豚用飼料へと切り替えます。肉豚期に給与する餌は肉質や味を左右します。この期間は林SPF専用飼料を給与します。

次回は養豚の集大成、出荷編です。

林SPF勉強会を開催しました

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定期的な勉強会の開催

毎日養豚場での仕事をしていると、いつも行っていることが当たり前になってしまいます。この「当たり前」は良いこともあれば、悪いこともあります。

自分たちが行っていることが果たして正しいことなのか?もっと効率が良くて、豚のためになるやり方があるのではないか?理屈に合った育て方をしているか?などを客観的に見るためにも勉強会を実施しています。

月2回行う林SPF出荷会議

私達「林SPF」では月2回、「出荷会議」を行っています。今回開催した勉強会は出荷会議に合わせて行いました。出荷会議とはその名の通り、グループで各市場に肉豚を出荷する頭数を個々の農場で割り振るために集まる会議です。月の後半の会議で翌月の出荷予定を決定し、翌月初めに頭数の微調整を行います。

豚は生き物であるため、出荷予定を決めてもなかなか思い通りにいかない場合もあります。そのため月初めの会議で調整を行うのです。

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出荷会議はみんなの意見交換の場

私達林SPFは全部で9軒の養豚場で成り立っています。同じSPF豚を使って同じ餌を食べさせていますが、千葉県各地(東庄町・銚子市・旭市・君津市・木更津市)で立地条件も違えば規模も違います。

出荷会議ではそんな各農場の意見交換をしたり、林SPFの品質を維持する新しい取り組みなどについて話し合ったりします。

今後も林SPFの品質向上のために、この様な勉強会を定期的に開催していきます。