暑い日が続いていますね。農場の豚たちも夏バテ気味です。
もともと暑さが苦手な豚は夏には食欲も落ち、なかなかすすすく育ってくれません。そこで各農場ではそれぞれ工夫をこらして「暑熱対策」を行っています。
水をかけて体を冷やす
豚房に水をまき、豚舎内を涼しくしたりします。人間の水浴びのようなものですね。豚たちは気持ちよさそうに水浴びすると、床の水に体をつけます。夏の豚が泥だんごのように真っ黒になるのは体を冷やすためです。
一言に水をかけるといっても農場内の豚にまんべんなく水をかける作業は簡単ではありません。午前・午後2回も水をかけると時間もかかりますし重労働です。
ミストを利用する
農場の換気扇に「ミスト」を設置し、蒸散作用で豚舎内を冷やしているところもあります。今日も外の温度はかなり高いですが、ミストのおかげで豚舎内は暑さが多少和らいでいます。