林SPFが食べる餌ってどんなもの?
皆さん、豚って普段どの様な餌を食べているかご存知ですか?
現在、全国の多くの養豚場では配合飼料と呼ばれる餌を給与して豚を育てています。今日はそんな餌についてお話したいと思います。
餌の原料とは?
配合飼料とは家畜の成長に合わせて、とうもろこし・大麦・小麦・マイロなどの穀類や大豆油かす・菜種油かすなどを栄養を考えて配合したものです。
また、良い肉質や脂質の豚肉を生産するため、いろいろな特徴をもった餌も製造されています。
餌はどこで製造されている?
この配合飼料は全国各地の飼料工場にて生産されています。林SPF豚が食べている餌は、主に茨城県南東部にある鹿島臨海工業地帯(神栖市および鹿嶋市)で作られています。茨城県は鹿児島県に次ぐ全国第2位※の配合飼料生産量で、鹿島には数多くの飼料メーカーがあります。千葉県は飼料工場からも近いこともあり、養豚が盛んなのです。
※農林水産省「飼料月報:平成27年度4月~3月」(平成28年5月20日)
餌は豚の成長に合わせて給与
豚は生まれたばかりの時は母豚の母乳で育ちます。その後は固形飼料に徐々に切り替えていきます。初めは母乳に近い風味がある餌で少しずつ慣れさせ、成長に合わせて配合内容を変えていきます。
林SPFは出荷前2ヶ月間はオリジナル飼料である林SPF-Vを給与しています。出荷前になると1日当り3-3.5kgの餌を食べるようになります。
生まれてからモリモリ餌を食べることで、柔らかな肉質で良質な脂の豚に成長していきます。
林SPFの給餌スケジュールはこちらをご覧下さい。