養豚が盛んなデンマーク
9月下旬にデンマークへ養豚研修に行ってきました。なぜデンマークに?と思われる方もいると思います。実はデンマークはヨーロッパでも農業が盛んな国で、特に豚肉生産が盛んな国なのです。
デンマークの養豚とはどの様なものなのか、実際に農場などを見学して今後の養豚経営に活かそうということで研修に行ってきましたので、その様子についてお話したいと思います。
デンマークってどんな国?
デンマークは北欧諸国の国の一つで面積は日本の九州とほぼ同じ約4.3万平方km(グリーンランドとフェロー諸島除く)、人口は約570万人です。
社会福祉の充実した国としても知られ、2017年の世界幸福度ランキングでは世界第2位となっています。首都コペンハーゲンは宮殿や歴史を感じる古い町並みが広がり、日本から観光で訪れる日本人も多いところです。
デンマーク産豚肉と養豚について
そんなデンマークは最初にお話したとおり養豚が盛んな国です。日本への輸出も盛んで対日輸出においては豚肉が最大の輸出品となっています。また、豚の育種改良も盛んに行われており、日本でもデンマークの養豚事情について興味を持たれている生産者が多いです。
養豚経営戸数については昔と比べて減少していますが、1農場当たりで飼われている豚の数は増加しています。また、アニマルウェルフェアという考え方が非常に浸透している国で、養豚場もその考え方に沿ったつくりとなっています。
※ 研修で訪問した養豚関連企業と養豚場についても記事にしていますので、是非ご覧ください。
訪問した会社についての記事
見学した養豚場についての記事